資料室

HOME | 資料室 | 一般教養 | 語り部スキル | つながりづくりのガイダンス(4)

  • 労働組合
  • 労働者福祉・共済
  • 政治・法律・一般教養

つながりづくりのガイダンス(4)

「つながり」づくりには、必ずエネルギーが必要
理解のカギ:集団が大きければ大きいほど、「つながり」をつくるのに大きなエネルギーを要する

1対1の場合
1対1の場面で手を抜く人は多い。
相手が自分の話を聞くのは当然だと受け止めてしまう。
だが、それは失礼な態度だ。
特に友人や家族など、相手が近しい場合に陥りやすい過ちだ。注意しよう。
誰かと1対1で話すときは、聴衆の前で喋るときと同じように、精神的にも心理的にも気を引き締めて臨もう。
会話に意識的なエネルギーを注げば、相手に絆を感じてもらうことも、だいぶ楽になる。
1対1の会話でエネルギーを高める方法を探しているなら、私と妻が長年心がけている方法を試していただきたい。
・その日に起きた主な事柄は、紙に書き留めておく
・重要なことについては、ほかの人に話す前に、関係のある人に話す
・毎日時間をとって、一緒に互いのリストに目を通す
意識的な取り組みとエネルギーを必要とする作業だ。ぜひ、やってみてほしい。

集団の中にいる場合
集団や会議に漂う空気はさまざまだ。
「問題を片付けよう、成功させよう」と、室内に強いエネルギーが漂っていることもあるだろう。
反対に、皆を奮い立たせてエネルギーをかき立てなければならないこともあるだろう。
集団を相手にコミュニケーションを図る際は、室内の空気に無関心でいてはいけない。
よい雰囲気だったとしても、エネルギーをこめて作業に臨み、その力を維持しよう。
惰性で取り組んではいけない。
意識してエネルギーを保っていれば、その体験は全員にとって満足のいくものとなりやすい。
加えて、そうやって熱意を保とうとする責任感に対して、人々の尊敬も得られる。
私は年に2,3回ほど、15人から30人の企業幹部が集まるリーダーシップ・セッションの司会をする。
そこで私がいつも使っているガイドラインをお教えしたい。
・セッションが始まる前に、各人のそばに行って挨拶する
・全員に問いかけをして、それぞれの特徴を知る
・セッション開始の際に、「会議の主導権は参加者にある」と示す。参加者から私に質問があれば、全力でその問いに答える
・議論に加わるのをためらっている人がいたら、その人の特徴を話題にし、テーマとの関連性を示して、その人を議論に引き込む
・セッションの最後に、自分自身の改善の余地について意見を聞く

講演をする場合
「講演者にエネルギーを与えよう」と思って聞きにくる人などいない。
差し出すのではなく、得ることを期待して、ショウやカンファレンスやワークショップに来るのだ。
講演をするときは、それを必ず念頭に置いてほしい。
聴衆の数が大きければ大きいほど、発揮すべきエネルギーも大きくなる。
自分のエネルギーをどれだけ高められるか、考えてみよう。
たとえば準備をしていれば自信がつくので、それがエネルギーになる。
話す内容に信念があれば情熱が生じるので、それがエネルギーになる。
人を信じていればポジティブになれるので、それがエネルギーになる。
エネルギーがあればあるほど、それが聴衆にも伝わって、「つながり」が生まれる確率も高くなる。

(つづく)

資料に関する解説やサイト内ブックマーク、簡単なクイズもできる無料会員登録のお申し込みはこちらになります。

会員登録お申し込み

>>一覧へ戻る