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「対話」のすすめ ①組織硬直化から脱しよう

組織は常に環境の中で生きています。
環境は常に変化するので、それに合わせて組織も変わらなければなりません。
ところが組織には変化を嫌う力が働きます。
その「変えたくない力」が大きくなると、組織の硬直化が始まります。

組織には必ずミッション(使命)があります。
1945年、第2次世界大戦が終わり、日本の労働運動も平和憲法による保障の中で、大衆に根付いていきました。
しかし極度のインフレや物資の不足の中での労働運動には実に厳しいものがありました。
そんななかで現在の中央労福協の前身である「日本労働組合福祉対策中央協議会」が誕生しました。
1950年9月のことです。
結成に際して確認されたのは「福祉はひとつを合言葉にして労働者階級の相互扶助によって労働者福祉を追求していく」ということでした。
そして労働金庫が、全労済が誕生していきます。

そんな歴史を学ぶなかで1970年代の討議資料をみつけました。
そこにはヨーロッパの労働者協同組合運動との違いについてこう書かれてありました。
「その成り立ち上から、組合員の個々の創意と努力の上に運動を展開するという「大衆性」に留意する余裕がなかった。
それが福祉活動に対する労働者の無関心を結果的に形づくると同時に、一定の限られた幹部の請負化をもたらしてしまった。
そして福祉活動は単なる事業活動と化し、これを支える大衆的かつ自覚的基盤は情勢の緊迫化に立ち遅れてしまうのである」

40年以上前の議論です。
労働者個々人が自覚して運動に参加するという古くて新しい組織原則です。
現在に至るまでその課題は解決されずに残っています。

組織がそのミッションを果たせなくなるときが、社会からレッドカードを切られるときです。
組織変革とクチで言うのは易しいけれども並大抵の話ではありません。
まずは組織をチェックしてみましょう
 

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