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資本論(2)

資本論の3つのエッセンス

1 「価値」と「使用価値」
2 「剰余価値」
3 「剰余価値」が減っていくこと


まずは、「価値」と「使用価値」について。
商品の値段はどのように決まっていくのだろうか?
「資本論」ではこのように説明している。

商品には「価値」と「使用価値」がある

マルクスは、取引をするものは「すべて商品である」とした。
たとえ石や水であっても取引されるものであれば商品だ。
いっぽうで石や水でも「商品」にならないものもある。
それが「価値」と「使用価値」だ。
「価値」と「使用価値」を持っていれば、そのモノは商品になり、持っていなければ商品にはならない。
では、その「価値」とは?「使用価値」とは?

「使用価値」とは、使って感じる価値という意味で、それを「使うメリット」の」こととした。
「価値」とは、資本論のなかでは、「労力の大きさ」という意味で使われる。
ある商品の「価値」の大きさは、その商品につぎ込まれた「人間の労働の量」によって決まるとした。

 

需要と供給のバランスがとれている場合、商品の値段は「価値」通りに決まる

商品には「価値」と「使用価値」がある。
これらふたつの要素がそろって、初めて売り物になる。
ただし、商品の値段を決めているのは「価値」であるとマルクスは考えた。
消費者は「価値」をベースに妥当な値段を考えているのだが、その妥当性を「社会平均」で決めるとした。
そして、価格の相場を決めるのは「価値」であるが、そこから価格を上下させるのが「使用価値」であるとした。
使用価値が高いものは、より多くの客が欲しがるから、需要が高まり、結果的に値段が相場よりも高くなるのである。
反対に、使用価値の低いものは、価値よりも安くしないと売れないということになる。


(つづく)

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