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問いかける技術(2)


確かな人間関係と優れた組織をつくるためには「話し方」「聴き方」「問いかけ方」を学ばねばならない。
よい人間関係の構築に役立つのは「謙虚に問いかける」ことだというが、さて「謙虚に問いかける」とはどういうことか?

まず「謙虚」とはなんだろう?
「謙虚」には3種類ある。
ひとつめは「基本的な謙虚さ」
伝統を重んじる社会では、その人の地位は出自や社会的な立場によって決まってしまう。
そのような社会において、謙虚な振る舞いは任意に示すものではなく、人と接するときの前提である。
ふたつめは「任意に示す謙虚さ」
個人の努力によって社会的地位を築くことのできる社会では、自分よりも明らかに多くを成し遂げた人物を前にして、人は謙虚になる傾向がある。
称賛や羨望のまなざしで見ることもあるだろう。
こういう場合、どのような態度をとろうとも個人の自由である。
三つめの謙虚さは「今ここで必要な謙虚さ」
その謙虚さが「謙虚に問いかける」を理解するうえでもっとも重要である。
たとえば、私はあなたを頼っているとしよう。
「今ここで必要な謙虚さ」というのは、私があなたに対して抱いている思いである。
あなたをあてにしている私としては、あなたに対して謙虚にならざるを得ないし、まずそれを認めなければならない。
協働して仕事をしている場合、チーム員全員が地位に関係なく、互いに依存していることを認識すべきだ。
まさしくこのような状況においてこそ、「謙虚に問いかける」を全員が実践することでその意義が高まる。

組織内の地位に関係なく率直に話し合い、任務を遂行することで思いが一致し、チームとして適切なコミュニケーションが円滑におこなわれるような人間関係の形成を構築するためには、リーダーが「謙虚に問いかける」を率先して実践する姿勢が欠かせない。

(つづく)

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